20150825

無事です。



夜七時半を過ぎると、白かった空は暗くなり、
八時か九時かいつの間にかあたりは真っ暗になった。

街灯のあかりは一つもない。車が動く光。





ススで絵を描いています。





蝋燭の火が消えるとここが闇だったことを思い出す。


隣のおじいちゃん大丈夫かな。


風はやみました。

静かな夜。
虫の声。









20150824

そろそろ

2015/8/23 日.



昼過ぎアトリエへ



制作。




大家さんからもらった金ウリ食べる。

メロンみたいな味。






20150823

パラダイス

2015/8/22 土.



夢かと思った。



今日は陶芸の本焼き。

陶芸教室に行くと既にテントはたってて、チカコさんがピザの生地をコネコネしてて、ユカさんが炭の火(陶芸ではなく食べ物用)をおこしているところだった。




昨日、作品を窯入れしておいたので、今日は一日かけて本焼きです。
温度を1245度まで上げます。




それで部屋の中には暑くて居られないので外でキャンプをしようということです。




今日のメインはダッチオーブン。
炭の上にダッチオーブンを置き、その上に炭を置いて、その熱で調理します。




テントのテーブルの上には手作りのおいしい食べ物が並んでいます。

チカコ作
ココナッツオイル入りクルミパン

ミツヨ作
はちみつレモンゼリー

ダッチオーブンで焼き上げた
ハッセルバックポテト


パラダイスです。




陶芸用の綿棒も大活躍!


お手製ピザソース。



焼けた!

第一弾

第二弾

第三弾
ゴルゴンゾーラ!

第四弾!



もう、幸せの形としか言えません。




私はブルーチーズが大好きで、考えただけでヨダレが出てくるのですが、ここ津奈木に来てからは食べていませんでした。

そう言えば5月、東京の家を出る時、冷蔵庫の残り物のブルーチーズを握り締めて飛行機に乗ってきました。
手さげにポンと入れていたので、空港に迎えに来た姉に「なんか臭いんだけど...?」と言われた。


外で作って、外で食べて、好物でお腹いっぱいで...夢かと思って頬っぺた叩いたけど、痛くなかった。

眠くなってきた。

寝ないと思っていたのに、シートを敷いてくださったので、横になると、寝てしまった。




武内さんをリフレッシュさせるのが私たちの役目です!って...
ああどうしましょう。





蜘蛛の巣の糸もススで黒くなり、美しさが際立ちます。


きれい。



目が覚めるとみんな教室の中で制作していた。
今日は午後は美術館に行って制作しようと思っていたのですが、寝てしまったり、デザートのかき氷までは食べていきたいと思っていたら、いい時間になった。

こうなったら、私もなんか作ろう、と大皿を作ってみた。




1234度。部屋は低温のサウナのようです。





そして
待ちに待った、シソシロップかき氷。






今日一日だけ、今日一日だけ、ゆるしてください。


パラダイスをありがとうございました。









20150822

夜にねんかかったまま

2015/8/21 金.




日記を書きながら寝てしまって、朝目が覚めて、日記を書いた。





最近それが毎日で、電気もつけっぱなしで、目が覚めたら電気に付けている紐を足で引っ張って消している。




でも今日は、なんだか目が覚めるとぼーっとして、ん?なんだっけ?と思って、そうだ。昨日ワークショップだったんだ。って思った。
お昼に日記を書き終えて、また寝てしまった。


昨日は、ワークショップの前に取材もあって、記者の小野さんが津奈木まで来てくださった。
それで、三ツ島に行ったり、アトリエでたくさん話を聞いてくださって、うれしくてたくさん話すぎて、頭がくらくらした。小野さんは話を聞き出すのが上手で私は一人でぺらぺら喋っていた。




三ツ島に人を連れて来ると晴れる。私一人で来ると雨なのに。
三ツ島も気を使ってくれているのかな。いつもはグレーをしているのに。
青々している海にいつもと違うじゃん。と心の中で言う。


小野さんは昔聞いてくださった話もよく覚えていてくれて、嬉しいのと同時にますます偽ったり、ごまかしたり、かっこつけたり、するのは良くないなと思った。今の素直な気持ちを話しておかないと、あとでつじつまが合わなくなる。

自分の本当の気持ちってなんなんだろう。正直ってなんだろう。


その後始まるワークショップの説明などしたあと、小野さんは帰っていった。
おかげで混沌としていた頭の中が少し整理された。



三時半まで寝てしまった。
でも今日はゆるした。昨日は小野さんに会ったりワークショップがあったりしてずっとこの日が来るのを身構えていたので、その日を越えて、気が抜ける、気を抜きたいのも当然かなと思った。
まぁ、わたしがそんな日に早起きをしていたら、人格が変わったとしか思えない。



でも、せめて昨日の片付けくらいはやっておきたいと、4時すぎアトリエに行った。




昨日盗んだ形。一本一本の線に意志を感じます。
戸惑いながらもみんなで繋げた形。




夜は陶芸。


明日本焼き。



今日は、昨日のワークショップに参加した方達からメールや直接感想を聞く機会があった。
楽しかったおもしろかったって言ってくれて、私の顔がでしょ?って思っていたのですが、みなさん私の泥棒のことではなく、実際にやったことが楽しくておもしろかったと言ってくれていて、嬉しかった。

泥棒にふれないなんて、泥棒冥利に尽きます。





20150821

夜にねんかかる 最終回 「形をください」

2015/8/20 木.


夜にねんかかる<ワークショップ・交流会>も今夜で最終回です。

そんな大事な最後の夜に泥棒がやって来た!
無事に終わるか最終回!?



 形 を く だ さ い  



「私に形をください」

今日は、少しまじめな話をしました。
どうして、形をくださいなのか、私が泥棒なのか、一番緊張していたのは泥棒の私です。(肩にかかっている布は泥棒の風呂敷)



自分が混乱しないように、プログラムを立てた。

でもことが上手く進む事を重視しているわけじゃない。
私もすべてが初めてで、やりながら考えたいと思っていた。



私が絵を描くときに感じる、色と形の話、物のイメージと形。
伝える言葉は、自分が実感できている事でしか伝えられない。




ワークショップは苦手だけど、やるなら自分の言葉で、今感じている事をやるしかない、と思っている。

そして今日は、ワークショップ<交流会の気持ちでいて、みんなが楽しかったって思ってくれたらいいな、とそれだけを考えていた。


選んだ色のイメージの数字から席順を決めるところ



今日のキーワード「私達角形」
私達がそれぞれ点だとしたら、間を線で繋ぐイメージです。



円になってグルグル次の人に描く紙を回します。休む暇はありません。
最後の人は最初の人の線に繋げてね。




ルールもその都度変えます。





たちうお


全ての形は、参加者全員の描いた一辺一辺で繋がって出来ている。





パステルで汚れた指を擦り付ける(一石二鳥)のモアモアが気に入った。




10人分のモアモア。
「みんな~指はきれいになりましたか?」



たくさん描いた。100枚を超える。
みんなが笑ってて嬉しかった。



一度、迷走してなぜか私の似顔絵を描くコーナに。
参加者からも「えっと、武内さんをフツーにデッサンするって事ですか?」という疑問にはっとしましが、まぁ、最終回だしいいよね!




みんなやたら、私のタラコ唇を強調して描くな、と思ったら、そうでした。今日の私は泥棒(黒ひげ)でした。




さあ、いよいよ泥棒がかっぱらいに来る時間です。





参加者の皆さんは、手を洗いに行ったりして見て見ぬふりをしていてくれました。(泥棒に優しい人達です)




盗んだ形を風呂敷にくっつける。



どうして私は形が欲しいのか。形って自分のなんなのか。どうして好きと嫌いがあるんだろう。全てはどこからくるのだろう。


絵は教えるものでも教えられるものでもない。自分の中から出てくるものだと思っている。
でも、もしも、この先自分の制作でヒントになるものが見られるのなら。
そう思って、頑なに閉ざしていたドアを少し開けてみた。





みんなと記念写真を撮ったりして、気分はすっかり卒業式です。



参加してくれたみなさんが今日、ここで何をしたかを人に説明するのは難しいと思います。
私もできません。
町の広報の西平さんも「どんなふうに記事を書けば伝わるのかわからない。」と頭を抱えつつ「楽しかった。」と言ってくれて嬉しかった。


内容は忘れて大丈夫です。

でもいつか、ここにいるみなさんの中で、「泥棒の時お会いしましたよね。」とか「泥棒の際はどうも。」とかって一瞬でも思い出してくれれば嬉しいな。



忘れてほしくないな。今、これを書きながらそう思いました。
私も忘れたくない。




夜にねんかかるもこれで終わりです。
たった、四回だったけど長かった。ずっと自分には何ができるのだろうと考える日々だった。


ここは小さな実験室。自由にさせてもらって感謝しています。本当にみなさんのおかげです。
ありがとうございました。






エンディングテーマ
形をください

今、わたしの願いごとが
かなうならば
形がほしい

この背中に鳥のように
白い形
つけてください

この大空に形をひろげ
飛んでゆきたいよ
悲しみのない自由な空へ
形はためかせゆきたい











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その夜