20151111

津奈木の旅へ

2015/11/10/火.




熊本市から津奈木まで車で約一時間半。
高速は益城か御船で乗り、芦北で降ります。
いつも途中の宮原サービスエリヤで休憩、ドライフルーツをいただきます(試食)。

今日は、画廊のなかおさん、写真家の岡松くん、帰省中の弟と私、という不思議な組み合わせ4人で乗り合い、津奈木にやって来ました。




美術館に着いたら、高校の後輩のいつかちゃんが見に来てくれていて、うれしく驚き、彫刻家の森さんも合流して、6人でお昼を食べに行きました。


かんなりで太刀魚の塩焼き定食
満足




お腹いっぱいになって、みんなで展覧会を見ました。



高校の一つ後輩のナミ夫婦も見に来てくれていて、再会に喜び合いました。

作品は、美術館の1階と3階に展示してあり、1階ロビーでも映像が流れています。
写真はナミ夫婦が映像を見てくれているところ。「海に描きに行く」6分(自作自演です。)


その後、絵の前で記念撮影。懐かしのポーズで。





滞在制作が始まった5月、木々が青々していて、風が気持ちよくて、これが津奈木なんだ、と思った。新緑の季節だった。


それから、永遠の梅雨がはじまり、新緑の季節が続かない事を知った。
夏が始まっても、作品は一点も完成しなかった。という気持ちだった。この景色を見ながら、美術館に通っていた。


今日、紅葉している津奈木の木々を見て、津奈木を案内していて、「あれあれ?みなさん、色を変えてしまったのですね?」「あのですね、私の居た時は、みんな緑だったんですよ。」って言い訳したくなるような、不思議な気持ちになった。


紅葉の美しさより、変わってゆく寂しさの方が大きい。


そうやって、私の展覧会も終わって行くのでしょうね。




新緑の季節にはなかった作品達がころころ転がっています。



いつかちゃん



つなぎ温泉四季彩
展望露天風呂のモノレール


展覧会を見たあと、美術館のまわりを散策することになりました。
明日、リニューアルオープンのつなぎ温泉四季彩の食堂には、私のデザインした看板とのれんが掛かっていました。


津奈木に来たら、温泉入って、食堂で津奈木のおいしいもんば食べていってね。



そのあともみんなで大家さんの家に挨拶に行き、



滞在していた家を外から見学して、



塀越しに住んでいた、一人暮らしのおじいちゃんも居たので、




激写しました。

驚かせちゃったかな。




その後、赤崎小学校まで行って、日没まで遊んだ。






楽しい一日。

みんなも好きかもしれないけど、わたしも好きです。津奈木町。



この他、眼鏡橋、モノレール(石田さんの解説)、重盤岩、からの眺め。あ、三ツ島。
見どころいっぱい秋の津奈木町へ是非遊びに来てください。


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津奈木の(私の知っている)行き方

車→熊本市から高速乗って約1時間半。芦北インターで降りて3号線を走っていると、突然右手に美術館が現れます。気をつけて!

電車→熊本駅からJRで八代駅まで行き、おれんじ鉄道に乗り換えます。熊本駅から津奈木駅まで、約1時間40分です。単線おれんじ鉄道からの眺め、不知火海が最高です。津奈木駅から美術館はゆっくり歩いて10分です。

新幹線→博多から乗っても、新水俣駅まで1時間03分で着いてしまう、未来の乗り物です。(熊本駅からは24分!)
新水俣駅に着いたら、ローカルな路線バスかおれんじ鉄道に乗り換えましょう。近いです。
せっかちな人はタクシーがいいかな。



武内明子
文無日記/風にねんかかる
2015.9/19-11/29
水曜休館

  開催中!