民宿の二階に泊まっています。
なかなか寝付けません。オレンジの街灯は壁にカーテンの影を。
高校生結香ちゃんと一緒の部屋だったのですが、若い結香ちゃんばかり蚊にくわれて申し訳ない気持ちになりました。
朝ごはんを食べて、せっかくなので今日は御所浦を探索したいと思います。
ですが、外はあいにくの雨。
とりあえず、室内の御所浦白亜紀資料館に行きました。
ここ御所浦は恐竜の島と言われています。晴れていたら化石発掘体験をしたかったですが、残念です。
10年前、内モンゴルのゴビ砂漠で恐竜の化石を発掘したことを思い出します。
宿のお父さんの案内で、あこうの木めぐりをすることに。
天然記念物 あこうの木
あこうに対するお父さんの解説が面白かった。
あいつは自由奔放だ。とか、気分屋だとか。
幹からも根っこが生えています。
まさに生命力です。
次のあこうへ
小屋からも生える。
船の上にも居場所を見つける、あこうさん。
右側の小さな島ですが、あこうの木一本で島を守っているそうです。
あいつが無ければ島はなくなる。
あいつは強い。
お父さんの解説もクライマックスです。
感動しました。
民宿に戻ると、お母さんがお昼ご飯を用意してくれていました。
鯛そうめんと言って、そうめんに鯛の出し汁をかけて食べます。
しその香りもきいてて大好きな味でした。
ごちそうさまでした。
16時の海上タクシーで水俣まで帰ります。
約40分、料金千円。
御所浦に来られて嬉しかったです。
さようなら。
タクシーの中は快適で、横になって休めました。
水俣に着いたら、おさむさんが迎えに来てくれた。
津奈木の日常に戻ります。